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仏の自分。闇の自分。

人生のホコロビ

FEELです。

6月に入りましたね。

職場のフロアで稲田さんが頑張ってくれている、LGBTQに関するパネルを見かけます。私が目にしているくらいです。

彼女も、後輩も、見ていることでしょう。

いったいあの文字を、虹のマークを見て、どう、思っているのでしょうね。

「LGBTQに対して、最悪な印象を持つノンケ」を、私は1人作り上げてしまったのかもしれません。

LGBTQ。そういえば、自分のLGBTQという自分のセクがきっかけで、1人、職場で信頼できる友達を増やした思い出があります。

聞いてくれますか?

何年前でしょうね・・・6年前くらい?

職場に、ある1人の女性が異動してきました。

名前を「イチゴ娘さん」、とでもしましょうか。

仕事が出来る部署からの異動だけあってクールな人で、私も含めみんなはじめから一目置く存在でした。

ただ必要以上語らない寡黙さ、人と距離をとる賢さ、時々見せるかなりのブラックさ、虚な目。

おばちゃんたちは大のお気に入りで、私達同世代ともブラック話で盛り上がり、なかなかの賢さに、私も唖然としたものです。

でも「何かある人だな」そう思わせる人でして。

目が、ですね。

少し、うつっぽい印象だったことを良く覚えています。

その、「何かある」の情報を具体的に集めてきたのは、同世代の同僚たちでした。

詮索大好きな彼女たち。

本当か噂かわからないことを、イチゴ娘さんがいない場所で、大きな声で話しはじめます。

私も聞いてはいましたが、この時は話の内容を本気にしていませんでした。

なぜなら、こういう噂話で盛り上がるの好きじゃなかったですし、今でも好きではないんですよね。

で、その噂話の真相を確かめるべく、私の同僚たちは職場のバス旅行でとある計画を練り始めます。

「彼女を酔わせ、少し語らせて楽にさせよう」と。

悪巧み過ぎますよね。

もちろん私は大反対。

当日も協力を依頼されるも、めちゃくちゃ距離をとって彼女たちに近寄らなかったです。

すると、

「FEELさん、一緒に席座りませんか?」

イチゴ娘さんから、声をかけられました。

驚きましたね。

でも嬉しかったので、私は一緒に座りました。

お城見て、アウトレット行って、お肉食べて。その間、ずっと2人で話をしてました。

その時、彼女は、

  • これからお見合いをすること
  • このお見合いは、結婚が前提なこと

を教えてくれました。

そんな心の内を聞いてしまったので、私も愛する人の話をしました。

彼女はすごく真剣に聞いてくれて。

職場の関係者に自分の恋愛話をあんなに真剣に長時間話したことが、私にとっては初めての経験で。

だって、私、ビアンなんですよ。

そんなに簡単に恋愛話、ノンケの人相手にできないじゃないですか。

なので、女性を男性に置き換えて、まぁいってしまえばウソつきなんですが。

それでも、恋愛話ができたという事実。

本当によく覚えています。

そして、その年の年度末。3月ですね。

人権に関する研修がありました。

本当はもっとはやい時期にある研修が、職場の関係で遅れ、あと数日で異動発表の日。

人権の研修がどのようなものかというと、障害やマイノリティ、偏見のイラストが書かれた紙を見て、

どのイラストが、どういう差別の可能性があるか答えるもので、みんなやっつけ感半端なかったことを覚えてます。

そんな中だったので、イチゴ娘さんが真っ先に手をあげて、しかもLGBTQに、関するイラストについて語り始めた時は驚きました。

私はポカンと、口を開けて聞いてたと思います。

そして、最後に、彼女と目が合ったのです。

「あ。」

これは、感づいてるな。私がLGBTQだと感づいているな。

そう瞬時に察しました。

彼女の意見は、LGBTQの生き方も私たちと何ら変わりない生き方だ。

そう力強く言ってくれました。おかげで、

「差別はいけないよね」

という他人事的な話では終わらなかったのです。

そんな体験は、毎年受けてきたLGBTQ に関する研修ではあの日が初めてで、また最後でした。

研修が終わったあと、何も考えずにトイレに行ったのですが、案の定彼女とばったり。

彼女は、意図的に追いかけてきてくれたのかもしれませんが。

そして職場への帰りすがら、

「いつからですか?」

そう、私がカマかけました笑

「バス旅行で確信しました」

彼女は、いとも簡単に返してきました。そして、

甘いモノ食べませんか?

そう、どちらからともなく話をして、

仕事を早々に切り上げ、駅の中の喫茶店で、彼女と長い夜を過ごすことになります。

・・・つづく

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