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私の幸運が人を幸せにできるのなら、全部あげる。あやこに、あげる。

①はじめて女性と付き合ったのは、高校生の時だった。

眠れないので、過去の恋愛について、書いてみようと思う。

古い自分の恋愛話を書こうと思う心境がどういうモノかというと、自分を見つめ直したい、そんなとこですね。

興味があれば、お付き合いください。

当たり前のように進学した高校だった。

私の住む地域は田舎なので、都会のように、厳しい受験競争なんてない。

定員割れで、しかも家から近い公立の高校へ、何の苦労も、何の希望もなく進学した。

当時の私は、自分がLGBTQだとひとり理解していたし、このレズビアンというセクシャルに絶望さえも経験をしていた。

カミングアウトは、したことがなかった。

私という人間が、レズビアンだと知っていたのは、私だけだった。

もっと成長すれば、恋愛対象が異性に治るのかとか、自分は、将来まともな仕事につけないのではないかとか、いろいろな悩みがあったけれども、誰にも相談ができなかった。

なので、この頃の私が、もし30歳を過ぎた今の私の生活を知っていたならば、きっとあんなにも冷めた人間ではいなかったのだろうけれど。

一言でいうと、無口な人間だった。

一匹狼で、友達たちと群れない人。

女性では、珍しかったと思う。

クラスの半分以上は小学生からの顔見知りばかりなので、特に無理して友達を作らなくとも話をする人に困らなかった。

先輩たちだってそう。

大概が、知り合いだった。

あと、今までの経過もあって、生徒会に入っていたので特にいじめのような扱いを受けることもないと思っていた。

なので、自分には青春マンガに描かれるような、大した高校デビューなんて縁が無いと思っていた。

登校初日。

古びた校舎の廊下を歩き、ザワザワとしたみんなの声の間をすり抜け、クラスに入った。

そして、自分の番号が書かれた席に座る。

(面倒だな)

また一から新しい環境で、自分のあまりしゃべらない性格を周りに理解してもらう経過がとても面倒で、心は憂鬱だった。

すると突然、隣の席の女の子が話しかけてきた。

「よろしくね!」

はじめて見る子、つまり、他の地域からきている子。

肌の色が白くて、日に焼けたのか、少し茶色い長い髪。

目が大きくて、細見な身体。

「スポーツしているの?」

私の肩幅がうらやましいと言う。

「いや。昔ね」

長く話をするのが面倒だったので、軽く答えたら、

「昔って?」

(なんだ、この女は)

そう思った。

冷たく答えたら、質問が途切れるかと思えば、次から次へ質問がくる。

普段無口だった私からすると、この女の子のせいで、「良くしゃべったな」心からそう思った日だったようだ。

昔から残している、別のブログに、そう、記事を残している。

今も、できることなら、しゃべりたくはない。

無言でいたい。

むしろ、こうやって一人考えたことを文字に起こしている方が楽だ。

でもだからと言って、文字や言葉が好きなわけではない。

既に人生の半分以上の経過をオンラインで配信してきたけれども、

私が表現したい感情と、文字と言葉は、

まだ自分の中で噛み合ったことがない。

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